2018.01.23更新

バラシクロビルが含まれたバルトレックスについて

バルトレックスは水ぼうそうや帯状疱疹に有効性の高い薬剤です。
ウイルスの増殖を抑える働きが非常に強く、効き目が高い薬として広く使用されています。
ただバルトレックスはウイルスの増殖を抑える効果が強いのであり、ウイルス自体を死滅させることは出来ません。
そのためになるべく早くバルトレックスを服用した方が効き目が高いのです。
子供が水ぼうそうにかかった場合、発疹が出始めてから48~72時間以内に服用しなければならないと言われるのはそのためです。

バルトレックスの有効成分はバラシクロビル塩酸塩です。
今までにあった抗ヘルペス薬を改良し、体内に吸収・代謝されてから初めて効き目があらわれるといったプロドラッグとなっています。
この薬のメリットは代謝されてから効き目があらわれるということで、効いて欲しい部分に重点的に効果をもたらすことが出来ます。
つまり必要がない部位には影響を与えないために副作用を減らすことが出来るのです。
服用後に胃の中では作用を与えず胃腸から体内に吸収された後に効き目があらわれるため、胃腸が荒れるといったことを防ぎます。

ヘルペスウイルスは体内に入ると酵素を作り出します。
この酵素はウイルスDNAの合成を促進する働きがあるためにどんどん増殖してしまうのです。
バルトレックスの有効成分バラシクロビル塩酸塩は、酵素と結びついてウイルスDNAを作り出すことを阻害するのです。
またバルトレックスのメリットは、正常な細胞とは反応せずウイルス感染細胞だけに反応することもあります。
これにより副作用が少なく高い安全性があるということになるのです。

バルトレックスの副作用

ただし全く副作用が報告されていないという訳ではありません。
報告されている副作用発生率は1.1%ほどと大変少ないものですが、頭痛や眠気・腹痛や吐き気などが起こることもあります。
極まれにアナフィラキシーショックや急性腎不全などの重篤な症状が出ることもありますので、少しでもおかしいと感じたらすぐに受診するようにしましょう。

バルトレックスのジェネリック医薬品について

バルトレックスはとても有効性の高い薬剤ですが、薬価が高く負担が大きくなります。
成人の場合1日に6錠服用しますが、バルトレックスは1錠400円ほどかかります。
健康保険適用の場合は全額を負担するわけではありませんが、それでも薬価はかなり高い方でしょう。
そのために、最近では同じ効果が期待できるジェネリック医薬品を選ぶ患者も増えています。

バルトレックスのジェネリック医薬品は多くのメーカーから出ています。
後発薬であるジェネリックの最も大きなメリットは薬価の安さです。
バルトレックスが1錠400円ほどであるのに対し、ジェネリック医薬品では1錠190~220円ほどと約半分の値段となります。
ヘルペスのように再発を繰り返す疾患の場合、バラシクロビル錠といったジェネリック医薬品は患者にとってメリットが大きいものです。

ジェネリックと言っても日本で処方されているものは厚生労働省から承認を受けており、有効性や安全性は問題ありません。
バラシクロビル錠とバルトレックス錠は、形成する際に必要な添加物に多少の差はありますが効果は同じです。

ジェネリックであるバラシクロビル錠は後発薬であるために、副作用発生率といった詳細な調査は行われません。
ただしバルトレックスと同等の成分から出来ているために副作用もほぼ同じとみていいでしょう。
国産のジェネリック医薬品は医師の処方により手に入れることが出来ます。
この場合は医師による診察の後に処方箋を処方してもらいます。

他にも海外版のジェネリック医薬品は個人輸入の通販を利用して手に入れることも可能です。
この場合は処方箋がなくても手に入れることができるため、病院にかかる診察料などはいりません。
再発してしまう場合などはジェネリックを上手く利用するといいでしょう、

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