2017.12.10更新

ヘルペス再発前に気づいて対応!体力低下の危険信号

10人に1人という割合で発症すると言われるヘルペスは、再発の多い病気でもあります。
再発前の兆候もいくつかありますので、知っておくことで早めに対応することができ、より体力低下とならないように気を付けることができます。
もともと子供の頃に大人から感染していたということも多いヘルペスは、そのままウィルスが体内に潜伏するという性質を持っているため、再発するケースが多いです。
さらにこのウィルスは現在のところ、体外へと除去する方法はありません。

一度ヘルペスを発症した患者は、再発予防に気を付けなければなりません。
ヘルペスの再発が引き起こされるのは、体の免疫力が低下した時、皮膚にダメージを受けた時と言われています。
唇や性器の周辺にチクチクとした違和感を感じたり、赤く腫れてきたり、一ヶ所が水ぶくれ状になってきたら、ヘルペス再発のサインです。
経験者では唇周辺のムズムズ感で、すでに再発のサインに気が付く人もいます。
水ぶくれからかさぶた状態になると、回復傾向に向かっているということになります。

ヘルペスウィルスが潜伏しているのは、知覚神経節付近だと言われていて、風邪などを引き発熱で体力を使うと免疫力にまで力が及ばなくなった時に、このウィルスが増殖し始めます。
同様に、疲労・ストレス蓄積によっても免疫力が下がりますので、このような状況下ではヘルペスが再発するかもしれないと予想しておきましょう。
また、肌へのダメージとして、紫外線を長時間浴びた場合や急激な気温の低下により唇が乾燥することも、ヘルペスの再発の引き金となります。

女性では、月経前後にホルモンの変化によって体調を崩すことが多く、免疫力も下がってしまいますので、ヘルペスの再発に十分気を付けましょう。
肌荒れや髪の毛が細くなるのも、体全体の免疫力が低下している証拠です。
生活をしていく上でいつもより疲労を感じていたり、寝不足が続く時は要注意ですので、早めに対処しましょう。

やっぱりヘルペス再発患者は高齢者が多い?

さまざまな種類のあるヘルペスですが、おおよそ感染力が強いため、子どもも大人も感染・再発する確率の高い病気と言えます。
中でも、再発患者では高齢者の割合が最も多いと言われています。
これは、加齢による体力低下・免疫力の低下が原因とされています。
人が一生のうちでヘルペスや帯状疱疹にかかる割合は約30%とされていて、20代では約20%、30代では約30%となり、70~80代では50%にも跳ね上がることが分かっています。

これは年齢とともにヘルペスウィルスが増殖しやすい状況になっていることを示しています。
ヘルペスを発症した時の症状も子どもでは特に軽く、20代でもそれほどひどくならないのに対して、高齢者においては抵抗力が低いためにウィルスが増殖しやすく、肌にかゆみや湿疹が生じやすくなります。
足腰も動かしづらくなってくると、病院を受診するのが億劫になって症状が悪化してしまうことも少なくありません。

また、大人になってからのヘルペス感染患者では重症化しやすいとも言われています。
そこで一度治ったとしても、ウィルスは体内の神経節に潜伏していますので、年齢を重ねるとともに、より体力維持や健康管理に気を付ける必要がありますし、免疫力低下に繋がるストレス・疾患・運動不足は、社会参加の減少とも深く関わりがあるとされています。

足腰が不自由になってくる高齢者においては、免疫力低下の進行がゆっくりなため、本人が現実的な自分の体力低下に気づきにくかったり、その点についてあまり重要視しない場合も多いことから、ヘルペス再発の原因を考えても思い当たることがない、ということも少なくありません。
また、感覚も衰えることにより、チクチクとしたヘルペス再発のサインにも気が付かなかったりすると、重症化する恐れもあります。

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